NPO法人 EgaOは、小樽に暮らす人たちを応援するために2016年4月に小樽商科大学江頭ゼミ所属の学生と小樽市民の手で設立されました。
私たちは小樽の歴史や文化の魅力を国内外に発信することでたくさんの方々にお越しいただくとともに、小樽の町で暮らしてみたいという方を応援することを目的として活動しています。
小樽の町は、明治以降の日本の近代化とともに北海道の玄関として成長し、大正・昭和初期に絶頂を迎えますが、その後石炭移出、ニシン漁などの主要産業の衰退とともに、静かに縮小を始めます。短期間に莫大なヒト・モノ・カネが流入し、その後急速にその流れが途絶えたため、また戦争の被害をほとんど受けなかったため、往年の栄華をとどめる風景が町のあちこちでみることができます。
しかし、日本経済の長い停滞の中で、かつて膨大なコストをかけて建設された大規模建築物の維持管理費用は過剰な負担となり、一件また一件と歯が欠けるようにこれらの遺産が消えていくのが現状です。こうした、状況に対して、私たちは小樽の往年の栄光と現在の姿を記録し、未来に残すと同時に、社会科学の知識を用いて現状の改善策を模索しています。
私たちの活動は、
- 小樽の町に関する調査(マーケティング、観光導線、歴史等)
- 出版事業
- 地域通貨運営
- 市内の伝統的なお祭りの応援
など多岐に渡っています。
皆様のご声援をお待ちしています。